中国での規制はつづく
中国のeBayと称される最大手のオンラインショッピングサイトの淘宝網 (taobao) [wikipedia:淘宝網] が、中国政府の要請を受けて、暗号通貨、マイニング装置およびマイニングのチュートリアルを1月14日から販売禁止にすることを発表。
ビットコイン取引の過半数は中国市場
Redditで知ったのですが、今日現在のところ中国の取引所 Huobi (火币网)が、世界のビットコイン取引の過半数を扱っているのですね。今でもMt.Goxが最大手と思い込んでいました。現在、中国政府はの自国の銀行におけるビットコイン取引を禁止していますが、今後の中国の出方に大きく影響されそうです。
ビットコイン(Bitcoin)とは？
Bitcoinは暗号技術を利用した電子的なお金のひとつです。しかし円やドル、ゲーム内通貨などと違って、どこかの国や団体が発行しているものではありません。Bitcoin のしくみは、謎の人物サトシ・ナカモトによって、2008年に論文、2009年にソースコードの形で公開されました。その後、円やドルとの取引所が各地に作られ、2013年12月現在では、オンラインでの買い物やピザデリバリー、大学の授業料の支払いなどが可能になりつつあります。
Bitcoin をつかった取引はインターネットにおいて行われます。支払い・受け取りには、互いのアドレスのみが必要で、住所・電話番号・メールアドレスといった個人情報を必要としません。そのいっぽう、取引の安全性・匿名性は、最新の暗号技術によって守られているため、電子メールでクレジットカード番号を送るような危険を伴いません。この手軽さと匿名性が Bitcoin の人気を押し上げる一因となっています。
Bitcoinには、難解な計算問題をコンピュータで解くことで「掘り当てる」ことができるという特徴があります。これはマイニングと呼ばれ、専用の機械が売り出されるほどに「採掘」は活発になっています。マイニングは単なるお金儲けではなく Bitcoin取引における認証を取り持ち、切り離せない関係にあります。
Bitcoinを円やドルなどの通貨で売買するための取引所は世界各地にあり、その為替は刻一刻と変化しています。この為替の変動はとても大きく、日に１割以上増減することも珍しくありません。2013年11月には、Bitcoinバブルと呼ばれる急騰が発生し、1 bitcoin = $250台が、数週間のうちに$1,000を超える値を付けるという出来事が起きました。そのため投資（投機）対象としても、一気に注目を集めています。
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